リーバイス、ブランド初のカスタマイズ主体店を青山に開業 アジア2店舗目のビスポークデニムも併設
リーバイスが北青山に、新作の販売ではなく仕立てとカスタマイズを主軸に据えた新業態店「テーラー ショップ」をオープンした。完全予約制のオーダーメイドデニムサービス「LOT No.1」のアジア2店舗目も併設する。

リーバイス・ジャパンは9月18日、東京・北青山に新業態店「Levi's® Tailor Shop」をオープンした。同社の公式サイトによると、リーバイスとしてブランド初となるカスタマイズ主体の店舗形態で、新作コレクションの販売よりも、直し・修理やオーダーメイドの仕上げを軸に据えている。
店舗奥には、リーバイスが「究極のデニム・ビスポークサービス」と位置づける「LOT No.1」を併設する。会社発表によれば、アジアでは2店舗目の展開となるが、1店舗目の所在地は明らかにしていない。採寸・仕立ては完全予約制で、電話予約の受付時間は正午から17時までとなっている。
通常の裾上げや修理に加え、新たに「カラーボタンへの付け替え」と、生デニムを選んでウォッシュ加工まで仕立てる「リジットデニム セレクト&ウォッシュサービス」の2つのサービスを追加した。オープンにあわせ、アーティスト・花井祐介氏とのコラボレーションも限定展開し、持ち込みアイテムへの刺繍(5500円)やワッペン(3300円)を提供する。営業時間は11時から19時まで。
デニムのようにコモディティ化が進んだカテゴリーでは、実店舗に足を運ぶ理由はもはや棚に並ぶ商品そのものではなく、来店しなければ得られない体験――採寸、仕上げ、刺繍される名前――に移りつつある。ファストファッション各社が自社デニムラインを強化するなか、在庫ではなく時間と職人技を売る仕立て店は、模倣されにくい強みとなる。