米デニムブランド「LINDA HOPP」、代官山ポップアップで初の日本製アイテムを発表
ニューヨーク発デニムブランド「LINDA HOPP」の日本法人LINDA HOPP JAPANは、設立から1年を経て初めて日本向けに仕立てたアイテムを投入する。代官山での2日間のポップアップで披露するもので、輸入ブランドが流通だけでなく生産まで日本向けに現地化できるかを試す小さな事例だ。

LINDA HOPP JAPAN株式会社は、10月21日・22日の2日間、代官山の「WHITEROOM Daikanyama」で開くポップアップで、ブランド初の日本製アイテム「CAPRI PANTS – JAPAN EDITION」を披露すると発表した。ニューヨーク製のオリジナルと同じシルエットと丈を維持しつつ、日本人女性向けにパターンとサイズ展開を見直した受注生産品で、ポップアップ初日から予約を受け付け、納品までは約6週間かかるという。
LINDA HOPPは、元ファッションスタイリストのリンダ・ロディン氏が手がけるデニムブランド。ロディン氏はビューティーブランド「RODIN olio lusso」(後にエスティローダー傘下に入った)の創業者でもあり、バーグドルフ・グッドマン内に「THE HOPP SHOP」という店舗も運営していた。ブランド名は、同氏が1979年にソーホーで営んでいたデニムショップの屋号に由来する。ブランドの日本展開を担う日本法人LINDA HOPP JAPANは2025年10月設立で、2026年4月からオンラインストアとポップアップを通じた本格展開を始めたという。今回の代官山ポップアップでは、キルトスカートやレースアップのプルオーバー、デニムシャツ、ジャケット、コートも販売し、会場での購入者には10%割引とノベルティが用意される。
日本製・日本向けサイズのアイテムを投入するというのは、米国在庫を日本向け価格で販売するのとは異なる踏み込みだ。国内での生産体制と日本人向けのパターンを別途用意する以上、一過性ではなく継続的な需要を見込んでいるとみられる。今回は受注生産の1アイテムを2日間のポップアップで試す小さな一歩にすぎず、これがラインアップの定番になるのか、単発の現地化にとどまるのか、次のポップアップが分かれ目になる。