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ルイ・ヴィトン、170万円超の「ウッディ ワゴン」フレグランスセットを発表 アレックス・イスラエルとの協業第6弾、世界66点限定

ルイ・ヴィトン ジャパンは、アレックス・イスラエル氏との協業第6弾となる、税込1,721,500円・世界限定66点のミニチュアワゴン型フレグランスギフトセットを発表した。香水そのものの販売というより、ギフティングの演出という色合いが濃い一品だ。

スポットライトの下、宝飾品のように陳列された装飾的な木製ミニチュアワゴンと、それを眺めるシルエットの人物を描いたブティックのフラットベクターイラスト
イラスト:floortok.com

ルイ・ヴィトン ジャパンは8月4日付のリリースで、木製のミニチュアワゴンを核とした新作の限定フレグランスギフトセットを発表した。ロサンゼルスを拠点とするアーティスト、アレックス・イスラエル氏との2019年以来続くコラボレーションの第6弾となる。

同社によると、「ウッディ ワゴン コロン パルファン」と名付けられたこの作品は、マホガニー調の木材と、経年変化を思わせるナチュラルなベージュレザーで仕立てたミニチュアワゴンの中に、同ハウスの「6種のパルファン ド コロン」を収めたもの。木製の扉や装飾を施した車輪をあしらっているという。価格は税込1,721,500円、世界限定66点で、この数字はアメリカのルート66にちなんでいるとしている。製作には職人60名が延べ7,000時間以上を費やし、部品点数は219点にのぼるという。予約販売は7月7日に開始された。

「ここでの『ファミリー』とは、私たちの6種のパルファン ド コロンのことだ」。ルイ・ヴィトンが公開したリリースの中で、アレックス・イスラエル氏はこう語っている。

ワゴンと合わせて、ルイ・ヴィトンはカリフォルニアのロードトリップを思わせるグラデーションカラーの限定トラベルケースも3種発表した。イエローからオレンジへの「サン ソング」、ピンクからスカイブルーへの「カリフォルニア ドリーム」、透明からディープブルーへの「アフタヌーン スイム」で、いずれも税込172,700円、数量限定で7月2日から販売されているという。

香水ケース1点に170万円超という価格は、次に買う1本の香水を巡って顧客と競うための価格ではない。むしろ、価格そのものが魅力の一部となるごく限られた顧客層に向けたギフティングの演出であり、世界66点という数字は、大半の顧客にとってブティックのディスプレイ越しにしか目にする機会がないことを意味する。外部アーティストとの協業と厳格な数量限定を組み合わせ、香水単体では生み出しにくい「欲しさ」を演出する手法は、フレグランスや小物革製品の分野でメゾン各社が近年頼るようになったパターンに沿うものだ。単価が相対的に低いカテゴリーであっても、コレクター層の関心をハウスにつなぎ止める狙いがある。