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メゾン マルジェラ フレグランス、ブランド史上初の都市限定フレグランスにTokyoを選定 GINZA SIXに1年限定コンセプトストア

メゾン マルジェラ フレグランスが、ブランド史上初めて特定の都市に限定したフレグランスを発売した。選ばれた都市は東京。1995年の東京を舞台にした物語をまとう税込31,900円の香りを、GINZA SIXの地下美容フロアに1年間限定で構えるコンセプトストアで展開する。他の市場に先駆けて東京を選んだ、明確な一手だ。

地下の美容ブティックを描いたイラスト。台座にスポットライトを受けた香水瓶が一本置かれ、壁面には折り紙の封筒を思わせる意匠があしらわれている。シルエットの客が一人、それを見つめている。
イラスト:floortok.com

メゾン マルジェラ フレグランスが、GINZA SIX地下1階に1年間限定のコンセプトストアを開設した。同ブランド史上初めて特定の都市に限定して展開するフレグランスの、その都市として東京を選んだという。2026年9月24日付の発表による。

店舗名は「レター ネバー セント」コンセプトストア。2026年10月1日にオープンし、100mLで税込31,900円の「レプリカ オードパルファン レター ネバー セント」を販売するという。同社によれば、この香りは1995年の東京を舞台とした物語を軸にしており、「未完の感情」や「送られなかった手紙」といったテーマが、香りと店舗デザインの両方に反映されているとしている。

ブランド初の都市限定フレグランスの舞台に東京を選んだこと自体が、このニュースの核心だ。6週間程度のポップアップではなく1年という期間を設定したことは、ギフト需要や物語性のあるパッケージが購買を後押ししやすい日本市場で、物語性主導のブティックが通常のカウンターに伍して売上を生み出せるかを、マルジェラが試そうとしている表れと見てよい。

本当の論点は、この1年が終わった後に何が起きるかだ。GINZA SIXがこの実績をもとにメゾン マルジェラ フレグランスの常設の売場を維持するのか、それとも都市限定という手法が一度限りの周年企画的な施策に終わり、他都市へ広げるひな型にはならないのか。