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日本ロレアル、メゾン マルジェラ フレグランス表参道フラッグシップを刷新 「世界初」のデザインコンセプトを導入

日本ロレアルが表参道のメゾン マルジェラ フレグランス フラッグシップ店を刷新した。アラバスターのテイスティングテーブルと「記憶のライブラリー」を核に据えた新デザインは、同社が「世界初」と位置づけるコンセプトだ。

イラスト:棚ではなく「体験」を軸に構成されたフレグランス店。中央には無地のテスターボトルが並ぶ白い石のテーブル、壁一面には図書館のように連なる細い引き出し、奥には暗い試香のアルコーブ。二人のシルエットが香りを試し、引き出しを眺めている。
イラスト:floortok.com

日本ロレアルは、東京・表参道のメゾン マルジェラ フレグランス フラッグシップストアを刷新し、7月16日にリニューアルオープンした。同社は新店舗について、フレグランスブティックとして「世界初」となるデザインコンセプトを採用したとしている。店舗は渋谷区神宮前6-7-10に位置する。

店内中央にはアラバスターストーンを用いたテイスティングテーブルを設置し、香りを試すことができる。引き出し状の展示棚「記憶のライブラリー」にはレプリカコレクションを収め、陶製のペン型ディスペンサーを備えた暗色の個室「センツォリウム」では、センツォリウムコレクションの香りをじっくり体験できる。経年変化を思わせる木の床材や使い込まれたレザー、職人による左官仕上げ「ジョリパット」など、メゾンが従来培ってきた素朴で解体的な素材使いを反映した内装だ。

リニューアルを記念し、2万4000円以上購入した先着200名には限定トートバッグが用意される。

フレグランスは、アパレルメゾンにとって最も演出に振り切りやすいカテゴリーだ。試着も採寸も要らず、香りをどう発見し記憶に残すかだけに空間を設計できる。そのデザインが本当に「世界初」と言えるかどうかは日本ロレアル自身の主張であり、第三者による検証が示されているわけではない。ただ狙いは明確だ。メゾンのフラッグシップが密集する表参道の一角では、商品そのものより、それをどう体験させるかが競争の軸になりつつある。