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ミキモト系の御木本製薬、真珠研究をスキンケア全8品に落とし込む

御木本製薬が10月1日に投入するスキンケア「MIKIMOTO BEAUTY」は全8品、価格は最大4万1,800円。ミキモトグループが積み重ねてきた真珠研究を土台とする。ジュエリーメゾンが美容領域へさらに踏み込む動きの一例だ。

一粒の真珠と、抽象的に描かれたスキンケアボトルが並ぶ、光を反射するカウンターのイラスト。
イラスト:floortok.com

ミキモトグループの御木本製薬は、10月1日にスキンケアライン「MIKIMOTO BEAUTY」全8品を発売する。同社の発表によると、価格帯は1万1,000円から4万1,800円。まず銀座シックス内の「MIKIMOTO BEAUTY」店舗と公式オンラインショップで先行発売し、その後他の販路にも展開する。

同社は1943年から続く真珠研究を起点に、ミキモトグループが培ってきた130年のジュエリーの知見と、自社の製薬由来のスキンケア研究を掛け合わせたと説明する。掲げるコンセプト「SKIN-LONGEVITY BEAUTY」は、真珠が時を経て輝きを増す様子に、肌の経年変化をなぞらえたものだ。

独自の素材ストーリーを持つメゾンが好んで選ぶ手法だ。ミキモトは、長年にわたる真珠研究の蓄積が単なる訴求文句ではなく説得力のある科学的裏付けとして、ラグジュアリーと経年美という既存のブランドイメージを持つ顧客に受け止められると見込んでいるとみられる。百貨店の化粧品フロアではなく自社の銀座シックス店から始めることで、幅広い販路展開に先立ち、発売の主導権を手元に保っている。