HIKAKINの「みそきん」、あべのキューズモールに関西初出店
YouTuberのHIKAKINが手がけるインスタントラーメンブランド「みそきん」が、東急不動産SCマネジメント運営のあべのキューズモールに関西初出店した。カップ麺シリーズの累計販売数は6000万食を突破した一方、実店舗は開業から2年足らずでこれが3店舗目にとどまる。

東急不動産SCマネジメントは8月1日、YouTuberのHIKAKIN氏が手がけるインスタントラーメンブランド「みそきん」を、大阪市阿倍野区のあべのキューズモール4階にオープンした。同社によると、関西エリアへの出店はこれが初めてとなる。
店舗は面積約230平方メートル、席数46席(4人掛け7卓、2人掛け9卓)の完全予約制。発表によると、実店舗はこれまで東京ラーメンストリート店(2025年2月閉店)と池袋店のみで、大阪店は開業から2年足らずでようやく3店舗目となる。
同社によると、カップ麺シリーズの累計販売数は6000万食を突破し、実店舗でもこれまで累計18万食以上を提供してきたという。大阪店のメニュー価格は、卵入り「玉子みそきん」の1380円から、辛口の「辛みそきん」の1700円まで。一般開業に先立ち、あべのキューズモール公式LINEでの抽選で選ばれた800人を招いたオープニングイベントも開かれた。
出店の意味は、店舗規模そのものより、テナント戦略にある。モール各社は集客の目玉として、クリエイター発のフードブランド誘致を強めており、HIKAKIN印のラーメンを求める行列が、従来型の飲食テナントでは見込めない集客力を生むとの読みがあるとみられる。「みそきん」がブランド展開開始から実店舗をわずか3店舗にとどめている点は、パッケージ商品としての小売販売を軸に、実店舗は希少性を保った拡張と位置づけている可能性を示している。