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三菱地所・サイモン、仙台泉プレミアム・アウトレットと道の駅おながわを結ぶ周遊企画 女川町100周年に合わせ初開催

三菱地所・サイモンは、仙台泉プレミアム・アウトレットと道の駅おながわを結ぶクーポン・抽選企画を初めて実施する。震災復興の象徴である女川町の町制施行100周年に合わせたもので、アウトレットの来店客を三陸の復興観光へ呼び込む仕掛けとなっている。

アウトレットモールの通りと、緑の丘の下の海辺の道の駅を曲がりくねった道が結ぶ様子を描いたフラットなエディトリアル・イラスト。
イラスト:floortok.com

仙台泉プレミアム・アウトレットを運営する三菱地所・サイモン株式会社は、東日本大震災で被災した宮城県女川町の「道の駅おながわ」とのタイアップキャンペーンを初めて実施すると発表した。会期は2026年10月17日から2027年1月31日まで。

2026年に女川町が町制施行100周年を迎えることに合わせた企画で、宮城県内でのショッピングと観光の双方を楽しんでもらい、仙台都市圏と女川町のある三陸エリアとの周遊を促す狙いだという。三菱地所は女川町の震災復興のまちづくりに関わってきた経緯があり、アウトレットに隣接する三菱地所グループの商業施設「泉パークタウン タピオ」は、女川町内の商店街と姉妹商店街の関係を結んでいるとしている。

仕組みは双方向になっている。道の駅おながわを訪れた客は、館内のチラシに付いた引換券をアウトレットの総合案内所に持参すると、お買い物券シートがもらえ、さらにアウトレットの買い物券や三菱地所グループのギフトカード、女川産の銀鮭・スーパーサーモンのセットが当たる抽選に参加できる。アウトレットの電子マネー「PO PAY」を同日利用するともう1回抽選に参加できる。一方、アウトレットで同日税込5,000円以上購入した客には、道の駅おながわで使える「女川温泉ゆぽっぽ」の無料入浴券と、館内で使える200円分の利用券がセットになったチケットを配布する。配布は先着500名までで、PO PAY利用者はチケットを2枚受け取れる。

女川町の須田善明町長は、シーパルピア女川の開業・運営支援をはじめとする復興への貢献に感謝の意を示し、「是非女川へお越しください!お待ちしております!」と呼びかけている。

仙台泉プレミアム・アウトレットは、アメリカ北東部の街並みを模した約80店舗からなる施設で、仙台市の北端に位置し、訪日客の定番ルートからは外れた立地にある。その商圏は主に仙台圏や宮城県北部と見られる。震災から復興を続ける女川町が町制100周年を迎えるこの時期に、その来店客の一部を三陸観光へ振り向けることは、アウトレットの通常の集客を、地域の復興観光を後押しする小さな仕組みへと転換する試みだ。テナントの入れ替えだけでは得られない、商業施設の集客力の使い方といえる。