モロゾフ、キャラメル専門の新ブランド「キャラメリオン」を阪神梅田本店に常設出店
神戸の洋菓子メーカー、モロゾフが、キャラメルだけを扱う新ブランド「キャラメリオン」の全国初の常設店を阪神梅田本店の地下スイーツ売場に出す。定番の季節ギフトより対象を絞った、手土産需要向けの勝負だ。

阪急阪神百貨店は、モロゾフがキャラメルを主役とした新ブランド「キャラメリオン」を、阪神梅田本店の地下1階菓子売場に11月18日オープンすると発表した。同社によると全国初の常設店となる。
看板商品の「キャラメリオン」は、焼き込んだサブレでキャラメルを挟んだもので、2個入り税込1,080円。開店時のラインナップは同じ発想のバリエーションで構成される。スポンジにラズベリーソースとキャラメリゼしたアーモンドを重ねた「キャラメル メルティーケーキ」(2個入り1,080円)、塩キャラメルのグラサージュとエスプレッソソースを合わせた「キャラメル エスプレッソプリン」(4個入り1,080円)、やや塩味を効かせた厚焼きバターガレット「キャラメルアンバーガレット」(5個入り972円)、秋冬限定のいちじく風味「キャラメルフォンダンガトー<フィグ>」(12個入り1,728円、6個入り864円)などが並ぶ。「キャラメルリッチパイ」と詰め合わせボックスも開店ラインナップに含まれるが、価格は発表されていない。
既存ブランドを拡張するのではなく単独ブランドを新設する手法は、菓子メーカーが近年増やしているやり方だ。親ブランドの位置づけを崩さずに新しい売場と新しい物語を獲得できる。モロゾフにとっては、地下食品フロアで最も客数の多い価格帯(1箱1,000〜2,000円程度の手土産需要)を、キャラメル一本に絞って攻める狙いと言える。阪神梅田本店にとっても、常連ブランドの催事を入れ替えるだけで埋めがちな地下売場に、正真正銘の新規テナントが加わることになる。