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分析

パレスホテル東京、モナコの「ル・ルイ・キャーンズ」がエステールで2日間共演

同じアラン・デュカス系列の2人のシェフが11月の2夜限り、8皿のコースを共に手がける。モナコの旗艦店と東京拠点が直接共演する珍しい機会だ。

夕暮れの東京の高層ビル群を背景に、配膳台に立つ二人のシェフと長いディナーテーブルのイラスト。
イラスト:floortok.com

パレスホテル東京は、アラン・デュカス監修のレストラン「エステール」に、モナコのオテル・ド・パリ・モンテカルロ内にある三ツ星「ル・ルイ・キャーンズ」からシェフを招き、11月6〜7日の2日間限定でコラボレーションディナーを開催すると発表した。

ル・ルイ・キャーンズのシェフ、エマニュエル・ピロン氏とパティシエのサンドロ・ミケーレ氏が、エステールの小島浩司シェフと共に8皿のコースを手がける。デュカス氏が掲げる「ナチュラリテ」——赤身肉よりも野菜や穀物、魚介そのものの持ち味を引き出す考え方——を軸に据えるという。ピロン氏は地中海料理を、小島シェフは日本の風土をそれぞれ表現し、公開された料理にはふぐの前菜に抹茶を効かせた小島シェフの一品や、アーティチョークとキャビアを添えたイソギンチャクの一皿などが含まれる。

ホテルは丸の内の夜景を望む宿泊プランと合わせた提案も用意しているが、ディナー・宿泊いずれの料金も明らかにしていない。

ホテルによれば、ル・ルイ・キャーンズはデュカス氏が世界で展開する30店舗超の一つに数えられる。東京の多くのデュカス系店舗が「デュカスの名」を掲げるにとどまるのに対し、今回はモナコの旗艦店を直接エステールに引き合わせる形をとり、本家の三ツ星の格を一時的に東京へ持ち込む狙いがうかがえる。ホテルダイニングが季節メニューに頼りがちな11月上旬という時期の集客策としても機能するだろう。