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PARCELLE、伊勢丹新宿店1階で一点物リング「MIRA」の期間限定ショップ

東京発の若手ファインジュエリーブランド「PARCELLE」が、伊勢丹新宿店1階の催事スペースを1週間確保し、一点物のパヴェダイヤモンドリング「MIRA」を展示する。百貨店の一等地催事枠を国内独立系ブランドがどう獲得しているかを映す事例だ。

ドーム型ケースに並ぶ4つの指輪をのぞき込む買い物客のシルエットを描いたイラスト。背景には百貨店の売場。
イラスト:floortok.com

ジュエリーブランド「PARCELLE JEWELRY」を展開する株式会社PARCELLEは9月23日、伊勢丹新宿店本館1階の催事スペース②で、9月30日から10月6日まで1週間限定のショップを開催すると発表した。

目玉となるのは、正面から両サイドにかけてカラーダイヤモンドを敷き詰めた新作パヴェリング「MIRA」で、8点限定で展示する。同ブランドの商品はすべて一点ものであり、石の配置や種類は一つひとつ異なるという。会場にはブランド創業期からの代表的なデザインや季節ごとの新作、顧客が選んだ石を用いたセミオーダー品も並び、セミオーダーの制作には最長3カ月を要するとしている。

PARCELLEは品田琴恵代表が率いる比較的若いファインジュエリーブランドで、老舗メゾンではない。伊勢丹新宿店本館1階の催事スペースを1週間押さえたことは、同店が通常、より回転率や訴求力の高いブランドの催事に充てる一等地の売場を得たことを意味する。

floortokの見立てでは、この一件は商品そのものよりも売場配分の観点で興味深い。百貨店の1階催事スペースは短期貸しの一等地であり、それを国内の独立系ジュエリーブランドに1週間丸ごと割り当てるのは、一点物・高単価の商品でも伊勢丹が期待するような集客を生めるかを見極める判断といえる。パヴェコレクションが会期中に動けば、時計やアクセサリーの入れ替わりの催事に代わって、国内発のファインジュエリーブランドがこの一等地の枠を継続的に確保していく流れを後押しするだろう。