PARCELLE、松山のジュエリーカウンターに1週間のポップアップを重ねる
いよてつ髙島屋の一つのカウンターに、宝石マルシェ、ポップアップショップ、トランクショーを立て続けに重ねる。小さな売場を絶えず新しく見せる手法だ。

東京のジュエリーブランド、PARCELLEが今月、いよてつ髙島屋(松山市)で3つのイベントを連続して開催している。同店に2025年4月から構える常設カウンターに、宝石マルシェ、ポップアップショップ、トランクショーを重ねて展開すると同社は発表した。
このカウンターは中四国地方で同社初の常設店だったという。現在はタカシマヤの新宿・横浜・京都・大阪の各店、阪神梅田本店、あべのハルカス、大丸福岡天神店など、全国十数カ所の百貨店に売場を構えるネットワークの一角を占める。
プログラムは3段階で構成される。8月8〜9日は「CARAVAN & STONE」宝石マルシェで、バイヤー兼デザイナーの宮本容子氏が来店。香港から仕入れた未選別のルース原石や、8月の誕生石ペリドットを含む16種のカラーストーンが並ぶ。8月12〜18日は3階でポップアップショップを開き、既存の4mm・6mmに加え新たな8mmサイズを加えたポンポンヌのイヤリング・ペンダントを販売、これに合わせ1階の常設カウンターでは新作「ミルゴシック」パールリングを発表する。8月21〜22日にはトランクショーを実施し、ミルグレイン装飾を施した「ミルゴシック」リングの新作5型を披露する。
狙いは重層化にある。一つのイベントで終わらせず、同じわずかな売場面積に対して1カ月のうちに三度、来店の理由を作る。高級メゾンほどの規模を持たないブランドが、東京への集客力に対抗しながら地方百貨店での売場を鮮度高く保つための、低コストな手法といえる。