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分析

心斎橋パルコ、次のリニューアルはアウトドア勢とディズニーストアが牽引

パルコの大阪旗艦店では8月にかけて8店舗が段階的に開業する。大阪初のGoldwinや西日本最大級とされるストーンアイランドを含むアウトドア・ストリート系フロアと、西日本最大規模とされるディズニーストアを組み合わせる構成だ。

大阪のアーケード商店街を描いたイラスト。アウトドアファッションのショーウィンドウの上に明るく賑やかなフロアがあり、シルエットの買い物客が下を歩いている。
イラスト:floortok.com

パルコは7月2日付のプレスリリースで、大阪・心斎橋パルコで進む2026年リニューアルの第4弾が始まったと発表した。8店舗・約1,414平方メートル分が7月上旬から8月下旬にかけて段階的に開業する。これは同店で2月から10月にかけて進む約50区画・約2,000坪規模の改装の一部だという。

目玉となるのは2階だ。「COLLECTIVE SENSES」というテーマのもと改装され、7月31日には4店舗が一斉に開業する。パルコが「大阪初」と位置づけるアウトドア・スキーブランドのGoldwin心斎橋店、MM6メゾンマルジェラ、アミパリ、そして同社が「西日本最大級」と説明するストーンアイランドの新店だ。

4階では小型の出店が続く。Vans Store 心斎橋パルコは7月3日に開業済みで、CONZが7月9日に続いた。地下1階のTopologieは8月7日に開業する。

一連の展開は8月26日、5階の「Disney Store SHINSAIBASHI PARCO」の開業で締めくくられる。パルコはこれを「西日本最大規模」のディズニーストアと説明している。

ファッション偏重を避けるテナント構成

この組み合わせからは、パルコが今年アンカーテナントをどう埋めようとしているかが見える。輸入ファッションブランドだけに頼るのではなく、2階はアウトドア・ラグジュアリー・ストリートの各ブランドが並ぶ場として編成され、5階のディズニーストアはアパレル売り場を素通りしがちな客層にまで集客の裾野を広げる。この構成は、道路を挟んで輸入ラグジュアリーで競う大丸心斎橋店に対し、ファッション偏重を避けるヘッジのようにも読める。

この賭けが奏功するかどうかは、8店舗すべてが稼働したあとの来店動向に表れるだろう。アウトドア・ストリート系フロアが心斎橋の高級テナントを素通りしがちな客層を呼び込めるか、ファミリー向けのディズニーストアが目当て以外の消費にもつながるか、注目したい。