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ペンドルトン日本、尾州ウールを使った国産限定レーベルを始動

ペンドルトンの日本事業を担うミノヤ株式会社が、尾州ウールを使い国内で縫製する日本限定ラインを始動した。アメリカ発のヘリテージブランドの中に、あえて「日本製」を持ち込む賭けだ。

織機と畳まれたウール生地が並ぶ小さな織物工房を描いたイラスト
イラスト:floortok.com

ペンドルトンの日本事業を運営するミノヤ株式会社は、尾州ウールを用い国内で生地・縫製ともに手がける日本限定レーベル「Pendleton BLUE LABEL」を、2026年秋冬シーズンより始動すると発表した。先行予約販売は9月18日から、一般発売は9月25日から始まる。

発表されたラインアップは8型で、価格は税込3万3000円から11万円。エントリー価格帯は開襟シャツの3万3000円、最高価格帯はペンドルトンのネイティブアメリカン柄ジャカードを使ったノーカラージャケットの11万円となる。米国製のジャカード生地に、愛知・岐阜にまたがる繊維産地・尾州のウールチェック素材を組み合わせており、ミノヤは尾州ウールについて、着用するほどに風合いと光沢が増すと説明している。

販売はペンドルトンの公式オンラインストアと、全国の取扱店を通じて行う。

ペンドルトンのウール製品はこれまで一貫して米国製だった。輸入品のブランケットやシャツと同じ棚に、国内縫製・尾州ウールのラインを並べることは、親ブランドのサプライチェーンにはできず、現地ライセンス企業だからこそ打てる一手だ。国内ウール産業の一角を担う尾州から調達することは、円安で輸入品の価格が高止まりする中、「日本製」という説得力を価格に敏感な顧客に直接訴求する狙いがある。8型からラインを広げるかどうかは、年内の販売実績次第だろう。