ワールド「プティマイン」、1年半で台湾4店舗体制に
ワールド傘下の「プティマイン」が今秋、台湾で新たに3店舗を出店。台北の1号店開業から約1年半で台湾国内の店舗数は4店舗になる。

ワールド傘下のナルミヤインターナショナルが展開する子供服ブランド「プティマイン」が、この秋台湾で新たに3店舗を出店する。同社の発表によると、2025年3月の台湾1号店開業から約1年半で、台湾国内の店舗数は計4店舗となる。
2号店の「遠東Garden City大巨蛋店」(台北市信義区、台北ドーム近く)は8月22日にソフトオープンし、9月16日に正式開業する。同施設5階に位置し、売場面積は約19坪。3号店の「遠東SOGO新竹店」(新竹市、5階、約22坪)は9月11日に、4号店の「環球購物中心 Global Mall中和店」(新北市中和区、3階、約27坪)は9月18日にそれぞれオープンする。これらは2025年3月に開業した台湾1号店「三井ショッピングパーク ららぽーと台北南港店」に続くもので、同店は「オープン以来、店舗業績が好調に推移し、台湾のお客様から支持を得るとともに、新たなファンを獲得して」いるという(ワールド発表)。具体的な売上数値は公表されていない。
台湾展開はワールドの海外事業部門と、発表内で現地パートナーとして記された「台湾和亜留土股份有限公司」が担う。ブランド、店舗開発、マーケティング、現地ネットワークといった経営資源を活用しているといい、日系企業が国内ブランドを海外に持ち出す際の典型的な支援体制といえる。プティマインは国内に148店舗を展開し、0~9歳向けに価格を抑えたトレンド性の高い商品を扱う。国内で一定の規模を持つワールドのようなグループだからこそ、単独ブランドより時間をかけた海外展開を支えられる面もある。
もっとも、1号店の好調さを土台に1年半で4店舗というペースは、確立した台湾戦略というより早い段階の賭けに近い。日本ブランドという目新しさが薄れた後も台湾の顧客をつなぎとめられるかが本当の試金石となる。とはいえ親会社の現地パートナーと物件網を使い、1号店から4店舗へ一気に広げる動きは、単独で海外進出する日本のミッドマーケットブランドに比べれば速く整った出だしと言える。