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ワールドの中古ラグジュアリー店「RAGTAG」、香港に初出店 アジア4市場目に

ワールド傘下の中古ラグジュアリー店「RAGTAG」が香港・銅鑼湾に出店。ここ1年余りでアジア4市場目となり、訪日で同ブランドを知る現地の富裕層を狙う。

コートやバッグの並ぶラック、ジュエリーカウンター、香港のトラム通りを望むショーウィンドウのある中古ラグジュアリー専門店の店内を描いたイラスト
イラスト:floortok.com

ワールド傘下の中古ラグジュアリー専門店「RAGTAG」が香港に初出店した。運営元のワールド(神戸市)によると、これで同ブランドの海外展開はここ1年あまりでアジア4市場目となる。

新店舗は7月31日、香港・銅鑼湾(コーズウェイベイ)の商業施設「Hysan Place」3階に開業した。MTRコーズウェイベイ駅と直結する立地で、売場面積は約170平方メートル(約51坪)。運営はグループでリユース事業を手がけるティンパンアレイ(Tin Pan Alley)で、店頭では販売とあわせて買取も行うと同社は説明している。国内のRAGTAGと同様、「売る」と「買う」を組み合わせることで商品を市場内で循環させる狙いだという。

香港はRAGTAGにとって、2025年7月にタイで4店舗、同年11月に台湾で1店舗を開いたのに続く出店で、ここ1年あまりでアジア4市場目となる。2026年6月にはマレーシアにも進出したが、こちらはRAGTAGではなく別ブランド「usebowl」名での展開だった。ワールドは2025年12月に香港現地法人を設立し、「ブランド」「循環(サーキュラーエコノミー)」「卸」の3本柱でアジア展開を加速させるとしている。

同社によれば、香港出店の狙いは訪日を通じてRAGTAGを既に知る現地の富裕層にある。訪日客がなじみのブランドを現地でも買えるという構図は、リユース小売が海外に出やすい理由の一つだ。店頭に買取機能を併設しているのも理にかなう。海外で中古ラグジュアリーを展開するチェーンにとって、現地で商品を仕入れることは、日本から在庫を運ぶよりコスト面で有利だからだ。地価も賃料も高い香港で、タイで見せたような出店ペースを維持できるか、あるいはタイと台湾の間に見られたような展開速度の調整が入るかが、次の見どころだ。