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そごう広島店、23年ぶりに化粧品フロアを全面刷新

そごう・西武は広島の基幹店で化粧品フロアを約4割拡張し、中国・四国エリア最大級のビューティーフロアを目指す。メイクアップ フォーエファーの中四国初出店やラ・メールの広島初出店も同時に実現する。

そごう・西武は9月17日付の発表で、そごう広島店の化粧品売場を23年ぶりに全面刷新し、中国・四国エリア最大級のコスメフロアを構築すると明らかにした。

売場面積は約4割拡大

新設フロア「SOGOビューティー」は、全面開業時には面積が改装前の830平方メートルから1,160平方メートルへ、ブランド数が27から32へと拡大する。10月23日の第1弾オープンでは、フレグランス&ライフスタイル(10ブランド)、スキンケア(15ブランド)、メイクアップ(7ブランド)の3カテゴリー、計24ブランドが揃う。全面グランドオープンは2027年春を予定している。

新規4ブランド、うち2つは地域初出店

カウンターと鏡が並ぶ明るい百貨店の化粧品売場を描いたイラスト
イラスト:floortok.com

10月23日から新規に導入される4ブランドは、中四国エリア初出店となるメイクアップ フォーエファー、トム フォード ビューティ、ジョー マローン ロンドン、そして広島エリア初出店となるラ・メール。あわせて、全国でも取扱店舗が限られるという限定フレグランスを4ブランドで展開するほか、7ブランドに専用個室を新設し、共用の「SOGOビューティールーム」も刷新して予約制のスキンケア体験サービスを充実させるとしている。

今回の刷新は、そごう・西武が他の基幹店でも進める「基幹店リモデル戦略」の一環に位置づけられる。23年間手つかずだったビューティーフロアの改装は、eコマースの影響を受けにくい数少ない百貨店カテゴリーを守るための、遅ればせながらの一手といえる。メイクアップ フォーエファーの中四国初出店とラ・メールの広島エリア初出店を同じ拡張の中で実現したことは、両ブランドの日本国内の販売網に対し、福岡や大阪だけでなく地方の基幹店でもフルラインのカウンターを維持できるというメッセージにもなる。2027年に32ブランドまで拡充される顔ぶれが、こうした初出店をさらに増やすのか、それとも周辺の商業施設に既にあるブランドで埋めるのか、注目したい。