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装丁画の北見隆氏、金銀箔の新作版画を日本橋三越本店で発表

1000作以上の書籍装丁画を手がけてきたイラストレーター北見隆氏が、金銀箔を使った新作のジクレー版画を日本橋三越本店で9月29日まで販売する。会期中は本人による来店も予定している。

百貨店のギャラリー通路を描いた落ち着いた編集イラスト。壁に並ぶ金箔版画がほのかに輝き、その下を歩く二人のシルエットの来場者。
イラスト:floortok.com

アートプリントジャパン株式会社は9月9日から29日(最終日は17時閉場)まで、日本橋三越本店6階「アートフレーム&ソリューションズ」で、イラストレーター北見隆氏の新作となる金箔・銀箔を用いたジクレー版画を販売する。同社の発表による。金箔・銀粉の技法を用いた作品は税込12万1000円から14万3000円で、会期中には北見氏本人の来店も予定されているという。

1976年に武蔵野美術大学を卒業した北見氏は、赤川次郎の「三毛猫ホームズ」シリーズをはじめ、恩田陸、津原泰水、辻村深月ら作家の書籍装丁画・挿画を1000作以上手がけてきた。1988年にはサンリオ美術賞、1997年にはブラチスラバ絵本原画展金のリンゴ賞を受賞しているという(同社発表)。新作でも、星や月、ユニコーンといった幻想的なモチーフという同氏の持ち味が表れている。

会期中の来店を組み合わせている点が、この企画の核心といえる。書籍の背表紙を通じて名前を知られてきた装丁画家にとって、本人と直接顔を合わせる機会は、作品への認知を額装版画に十数万円を払うという購買行動へと転換させる後押しになる。