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高島屋のおせち予約、前年比1.4倍で推移 オンラインストアの品揃えは約1,150種に拡大

高島屋は、2027年正月向けおせち料理の予約件数が前年同期比約1.4倍で推移していると発表した。同時に、店頭・通信販売で扱うほぼ全品目にあたる約1,150種類を初めてオンラインストアに集約。最大9連休という年末年始休暇が、ギフト消費の前倒しをさらに後押しするとみている。

重箱型の正月ギフトボックスがカウンターに並ぶ、百貨店の食品ギフト売り場を描いたイラスト。
イラスト:floortok.com

高島屋は、2027年新春向け「おせち料理」の予約件数が、8月19日の第1弾受付開始以降、前年同期比で約1.4倍のペースで推移していると発表した。あわせて9月18日午前10時から、オンラインストアの取扱品目を約1,000種類追加し、店頭・通信販売で扱うほぼすべての商品にあたる約1,150種類を掲載する「第2弾」を開始したとしている。

好調な予約の背景として高島屋は、最大9連休という年末年始休暇の長さ、自宅で集まって祝う需要の高まり、食材価格の上昇により手作りよりもおせちを購入する動きが続いていることを挙げた。

拡大した品揃えには、和・洋・中の3人のシェフによる監修商品、ミニオンズとのコラボレーション商品、糖分・塩分を控えた商品、少人数世帯向けの一人前セット、ホームパーティー向けのオードブル仕立てなどが含まれ、価格帯は7,020円から27,000円までとしている。予約受付は多くの商品が12月25日まで(一部12月27日まで)、送料無料キャンペーンは11月9日まで、商品の配送は12月28日から31日を予定している。

おせちは、日本の百貨店がいまだにEC専業事業者に対して利益率・購買機会の両面で優位に立てる数少ない商品カテゴリーの一つであり、価格よりも「誰が作ったか」への信頼で選ばれる年に一度の買い物である。店頭・通信販売の品揃えをオンラインストアに集約したことで、高島屋は来店を待たずに、暦要因による早期需要を取り込める体制を整えた形だ。一人前セットのような手頃な価格帯から著名シェフ監修の高額商品まで幅を持たせた構成は、コスト意識の高い世帯と、まとまった連休を機に奮発する世帯の双方を取り込む狙いとみられる。