floortok

Journal

·
ニュース

東急百貨店、ワイン専門店の2号店を二子玉川にオープンへ

東急百貨店がワイン専門店の2号店を出す。渋谷・松濤の路面店から郊外の食品フロアへと場所を移す一手で、業態が異なる客層でも通用するかを試す試金石となる。

百貨店地下のワイン専門店を描いたイラスト。カーブした棚に並ぶワインボトルと試飲カウンター。
イラスト:floortok.com

東急百貨店は8月6日、ワイン専門店「THE WINE by TOKYU DEPARTMENT STORE」の2号店を、二子玉川ライズ・ショッピングセンター地下1階の「二子玉川 東急フードショー」内にオープンすると発表した。渋谷・松濤の路面店に続く2店舗目となる。

二子玉川店では、ブルゴーニュワインを中心に世界各地の銘醸ワインや日本ワイン、ナチュラルワインなど約1,300種類を取りそろえる。営業時間は10時から20時。開業を記念し、数量限定のシャンパンセットや希少なブルゴーニュワイン、限定の日本ワインドメーヌの商品を用意するほか、開店日にはシャンパンの提供、8月8日・15日には生産者来店イベント、9月にはイタリアのワイナリー「イル・ボッロ」のCEOを招いたディナーイベントを予定しているという。

ワインを食品フロアの一角ではなく独立した専門店として切り出す狙いは、品揃えの深さだけでなく見せ方(プレゼンテーション)の勝負でもある。専用スペースがあってこそ、試飲会や生産者イベントを軸にした継続的な催事企画が可能になる。むしろ注目すべきは、2号店の出店先が都心の一等地ではなく郊外の食品フロアだという点だ。渋谷・松濤という富裕層かつワイン好みの強い商圏で生まれた業態が、異なる客層でも通用するかどうかを試す一手であり、その答えはボトル数以上にテナント戦略にとって意味を持つ。