floortok

Journal

·
ニュース

UGG、IVEのウォニョンを新アジア太平洋アンバサダーに起用 渋谷・原宿で広告展開

UGGの日本法人であるデッカーズジャパンは、新施策『Born to Feel』の顔にK-POPアイドルを起用し、渋谷・原宿での屋外広告に投資を集中させた。店頭体験ではなく可視性を武器に、日本の客層をこの冬動かせるかが問われる。

夕暮れの渋谷の交差点を描いたイラスト。頭上で光る大型屋外広告ビジョン、その下を行き交うシルエットの人々、暖色の余白にブーツの形がほのかに浮かぶ。
イラスト:floortok.com

デッカーズジャパン合同会社は9月17日、K-POPグループ「IVE」のメンバー、ウォニョンをUGGの新たなアジア太平洋地域アンバサダーに起用したと発表した。「本当の心地よさは、自分らしくいられる時に生まれる」というメッセージを掲げる新施策『Born to Feel』のアジア太平洋地域における顔として起用するという(同社発表による)。

日本での展開は、店舗イベントではなく屋外広告への投資が中心となる。9月21日から27日にかけて、原宿のラフォーレ原宿、渋谷のタワーレコード前ボードと西口ビジョン、渋谷モディ付近の集英社ビジョン、渋谷109付近のシリンダーサイドビジョンの計5カ所で広告を展開し、UGG公式サイトやSNS、直営・取扱店とあわせて訴求するという。キャンペーンの軸となるのは、エンラップ クロッグ、ブーツ型のクラシック ミニ エンラップ、ムートンとコーデュロイを組み合わせブーツ型キーチャームを添えたクラシック ミニ ヘリテージの3ライン。

この起用はプロモーションの手当てであり、流通戦略の転換ではない。UGGは日本において現地代理店任せではなく、デッカーズジャパンという自社法人を通じて直接事業を展開しており、アンバサダー起用料と渋谷・原宿での1週間にわたる好立地の広告出稿は、デッカーズ自身が保有し業績に計上する事業に直接跳ね返る。日本単独ではなくアジア太平洋地域共通の起用としたことも、地域ごとにメッセージをローカライズするコストをかけるより、コンフォートシューズ市場ですでに強い販売実績を持つ同地域のモールや百貨店の靴売り場全体に、一つの物語を波及させたい狙いを示している。