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アーバンリサーチ、リカバリーウェア新ブランド「TOHA」始動

アーバンリサーチは新ブランド「TOHA」で、セレクトショップとして日本初のリカバリーウェア展開になるとするが、価格や商品、取扱店舗の詳細は明らかにしていない。

折りたたまれたルームウェアが並ぶ什器のそばで、静かな通りを見つめるシルエットの人物を描いたイラスト。
イラスト:floortok.com

アーバンリサーチ(大阪市)は8月14日、リカバリーウェアの新ブランド「TOHA(トハ)」を始動したと発表した。同社はこれを、セレクトショップとして日本で初めてリカバリーウェアを扱う取り組みと位置づけている。

ブランドの核となるのは「常白(じょうはく)」という概念で、日常に追われる中でも自身の身体と向き合う余白を持ち続けるという意味合いだという。日本的な美意識や禅的な静けさを下敷きにしている。ローンチのキービジュアルは1967年京都府舞鶴市生まれの写真家・横浪修が撮影し、静謐で透明感のある都市的な世界観を描いている。

一方で発表資料に記載がない点も目を引く。価格帯や商品構成、どの店舗やグループ内のどのブランドで展開するのかは明らかにされておらず、当面は公式インスタグラム(@toha_ur)を通じて情報を発信するという。アーバンリサーチは1989年11月設立、資本金1000万円、代表取締役社長は竹中慶介。

リカバリーウェアは、パフォーマンスよりも休息や回復を訴求するルームウェア・インナー領域として、日本の健康志向消費の広がりとともに市場を拡大してきたが、これまでは主にスポーツウェアやインナーウェア専業ブランドの領域だった。ファッション系セレクトショップが先陣を切ると謳うことは、まず何よりも「商品」の賭けだ。既存の棚で戦うのではなく、新しい棚を自ら定義する選択と言える。その棚が定着するかどうかは、今回の発表で明かされなかった価格設定や販売チャネル、既存のルームウェア展開との位置づけといった商流面の詳細にかかっている。