ヨドバシカメラ、名鉄百貨店本店の建物に出店——名駅エリア初、今夏開業へ
名古屋鉄道は、ヨドバシカメラが名鉄百貨店本店だった建物の地下1階〜4階に今夏出店すると発表した。2月に71年の歴史を閉じた駅前の旗艦が大型家電店に変わり、ヨドバシは名駅エリアに初めて店を構える。

名古屋鉄道は7月10日、ヨドバシカメラが名鉄百貨店本店だった「名鉄ビル」(名古屋市中村区名駅1-2-1)の地下1階から4階に出店し、今夏に開業すると発表した。名古屋駅周辺の名駅エリアでは、家電量販店ヨドバシにとって初の店舗となる。
取り扱うのは最新の家電に加え、時計、玩具、スポーツ用品、アウトドア用品、医薬品など。人気の洋菓子店も並ぶという。名鉄は「多様なお買い物ニーズにお応えする」としており、開業日を含む詳細は今後発表する。
この建物では2月28日まで名鉄百貨店本店が営業していたが、名古屋駅前の再開発計画を前に、71年の歴史に幕を下ろした。名鉄は当面、建物の低層階と地下を商業スペースとして活用する方針を示しており、ヨドバシの店舗はその暫定活用の核となる。駅前再開発が本格化するまでのつなぎでもある。
フルラインの百貨店向けに造られた器に大型家電店が入るこの転換は、日本各地の駅前旗艦で繰り返されてきた構図でもある。衰えた百貨店フロアが専門量販店へと貸し替えられていくパターンだ。秋葉原や梅田の大型店で知られるヨドバシにとって、名鉄ビルは名古屋駅前・名駅エリアで初めて構える拠点となる。