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アディダス ジャパン、日本初「フットボール×ライフスタイル」コンセプトストアを新宿に開業 W杯の勢い持続に賭ける

アディダス ジャパンが新宿に開いた2フロアの新店舗は、代表ユニフォームとカスタマイズカウンターを、ストリートウェアの「オリジナルス」と同じ売り場に並べる。この夏のワールドカップで高まったフットボール熱が、大会終了後も日常の消費として続くかを試す試みだ。

2フロアのスポーツウェア店内を描いた編集イラスト。片側にはサッカーシューズ、反対側にはカジュアルスニーカーが並び、プリントカウンターと、商品を眺めるシルエットの人物一人。
イラスト:floortok.com

アディダス ジャパンは、フットボールとライフスタイルを掛け合わせた新業態の店舗を、JR新宿駅中央東口から徒歩1分の場所に開業したと発表した。2フロア・388平方メートルの「フットボールカルチャー」コンセプトストアで、7月31日にオープンした。

同社によると、代表チームやクラブチームのユニフォーム、シューズ、アクセサリーなどフットボール関連116アイテムと、「スーパースター」「サンバ」などを軸とするライフスタイルライン「オリジナルス」の219アイテムを、フロアを分けて展開する。いずれも男女両ラインをそろえる。名前・背番号のプリントを施すカスタマイズサービスも用意し、日本代表ユニフォームや一部クラブチームのユニフォームに対応。限定モデルのスパイクやコラボレーションアイテムも初回入荷に含まれるという。

今回の狙いは、この「掛け合わせ」そのものにある。これまで同社は日本国内で、フットボール(チーム専門店やクラブとの提携)とライフスタイル(ストリートウェア中心の店舗)を別々の売り場として展開してきたが、両方を一つのレジで扱う店舗は日本初となる。狙いは明快だ。この夏のワールドカップでユニフォームを着る層は広がったはずだが、それを日常的な衣料品需要へつなげるには、単なるファングッズ売り場に見えない店づくりが必要になる。カスタマイズサービスとオリジナルスの棚を同じ空間に置いたのは、一度の来店で両方の需要を取り込もうとする工夫だろう。

新宿サナギのイベントスペースでは8月9日まで、ヨーロッパの街並みを再現したポップアップイベントも同時開催し、開業を後押しする。この業態が2号店へとつながるかは、ワールドカップの話題が薄れた後もフットボール側の売上が続くかどうかにかかっている。