アライア、エストネーション六本木ヒルズ店に復帰 2026年メインコレクションを展開
アライアが9月18日から、エストネーション六本木ヒルズ店で2026年メインコレクションのウィメンズウェア・バッグ・シューズの取り扱いを再開する。リシュモン傘下のフランスのメゾンが、東京で注目度の高いセレクトショップとの取引を一時休止後に復活させる形だ。

セレクトショップ「エストネーション」を展開するエストネーションは、9月18日からアライアの取り扱いを再開し、2026年メインコレクションのウィメンズウェア・バッグ・シューズを展開すると発表した。同社は、かつて取り扱っていたものの一時取り扱いを終えていたブランドの「復帰」と位置付けているが、休止していた経緯については説明していない。
取り扱い店舗は六本木ヒルズ ヒルサイド けやき坂コンプレックス2階のエストネーション六本木ヒルズ店。アライアは1980年、チュニジア出身のデザイナー、アズディン・アライアがパリで創業し、身体に沿った彫刻的なカッティングで知られる。2021年からはピーター・ミュランがクリエイティブディレクターを務め、精緻な裁断へのこだわりを引き継いでいる。同メゾンは2000年代初頭からスイスの高級ブランドグループ、リシュモンのファッション・アクセサリー部門の傘下にある。
セレクトショップ1店が過去に扱っていたブランドを取り戻すこと自体は小さな出来事だが、エストネーション六本木ヒルズ店は、東京でも数少ない、独立系のマルチブランド仕入れが、日本での取り扱いが薄い欧州メゾンの実店舗での可視性を左右し続けている店舗の一つだ。今回の復帰は、アライア側の日本での販売戦略以上に、エストネーションが個性的なラグジュアリーブランドを引き寄せ続けている力を示す材料とも言える。