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デザイナーズブランド《ànuke》、ルクア大阪で関西初出店

東京発の小規模デザイナーズブランドが大阪駅前の主要商業施設にフロアを構えることは、関西の大手デベロッパーがどの国内ブランドを支持しているかを映す好例だ。

ラックとフィッティングスペースがあるコンパクトなコンテンポラリーブティックの店内を描いたイラスト。旅行誌風の温かみのある配色。
イラスト:floortok.com

LIFE's Inc.は10月17日、デザイナーズブランド「ànuke(アンヌーク)」の関西初となる直営店を、ルクア大阪の3階(大阪・梅田)にオープンすると発表した。同ブランドにとって3店舗目の直営店であり、関西エリアへの出店は初めて。

ànukeは、アパレルブランド「TODAYFUL」でデザイナーを10年間務めた舟橋裕美氏が2024年に立ち上げたブランド。ブランド名は「気取らない(anu)」と「抜け感(nuke)」を組み合わせたもので、日常に寄り添いながら、纏う人が前向きに生活できる服づくりを掲げる。オープンを記念して10月17・18日の2日間、ジャケット+パンツのセット(3万6630円)とジャケット+ワンピースのセット(3万5640円)を数量限定価格で販売するほか、購入金額に応じて1万5000円以上でポーチ、3万円以上でトラベルバッグ、4万5000円以上で両方を進呈する。

より大きな意味を持つのは、ルクアがこのブランドをテナントに選んだという事実そのものだ。ルクアをはじめとする大阪駅前の商業施設は、ここ数シーズン、空区画を海外ブランドで埋めるのではなく、国内コンテンポラリーブランドの実験の場としてファッションフロアを活用してきた。TODAYFULで10年のキャリアを持つデザイナーは、フロアを任せられるだけの実績と、まだ「発見」として楽しめる規模感を兼ね備えており、関西の商業デベロッパーが好む条件に合致する。

この関西進出がひな型となるかどうかは、開業セールが終わった後のリピート率にかかっている。小規模ブランドの駅ビル初出店の真価は、開業週ではなく、その後の四半期で測られるものだ。