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アルマーニ、なら国際映画祭で東大寺レッドカーペットと春日大社の夕食会を演出

ジョルジオ アルマーニ ジャパンは、なら国際映画祭への協賛を通じ、東大寺と春日大社という奈良を代表する宗教施設を舞台に、自社のレストラン事業と地元ミシュラン二つ星シェフを組み合わせた日伊修好160周年の夕食会を演出した。

夕暮れの寺院の境内を描いたイラスト。大きな木製の門へ続くレッドカーペット、それを歩く夜会服姿のシルエット、道沿いに並ぶ石灯籠。
イラスト:floortok.com

ジョルジオ アルマーニ ジャパンは、9月28日付の発表で、「CROSS」をテーマに9月19日から23日まで開催された「なら国際映画祭2026」を後援したと明らかにした。日伊修好通商条約締結160周年を記念する一連の企画の一環という。

同社によると、映画祭のゲストを迎えて東大寺大仏殿で「祈りのレッドカーペット」を実施し、アルマーニの名を米国で広めた1980年の映画『アメリカン・ジゴロ』の特別上映も行った。

さらに、通常非公開の春日大社の接待施設「藤霞殿」で一夜限りの夕食会を開催した。自社のレストラン事業「アルマーニ/リストランテ」のエグゼクティブシェフ、ブルーノ・昼間氏と、奈良のミシュラン二つ星店「アコルドゥ」の川島宙シェフが共同で料理を手がけたという(同社発表)。

地方の映画祭を後援するのはメゾンにとって珍しくないが、自社の厨房を地元のミシュランシェフと組ませ、関西を代表する二つの宗教施設で夕食会を開くのは一歩進んだ動きだ。アパレル事業の枠を超えて築いてきた「アルマーニ/リストランテ」を、単なる飲食業ではなく日本での関係構築の手段として使っている姿が見える。日伊修好160周年という節目に絡めることで、銀座や表参道ではなく奈良という、通常の店舗展開のカレンダーには出てこない土地に姿を見せる理由も得た形だ。