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RIZAPの「チョコザップ」、マレーシア1号店を出店 2027年3月期に海外最大150店舗目指す

日本最大のコンビニジムチェーンが香港・台湾・シンガポールに続く4カ国目の海外市場に進出。24時間・省人化フォーマットが海外でも通用するかを試す。

熱帯の街角の夜、ガラス張りの小さな24時間ジムが光を放つ様子を描いたフラットベクターのイラスト。シルエットの通行人とヤシの木が周囲にある。
イラスト:floortok.com

RIZAPグループは、コンビニジム「チョコザップ」の海外1号店として、マレーシアの「チョコザップ アップタウン」(セランゴール州プタリンジャヤ、ダマンサラ・ウタマ)を6月23日に開業したと発表した。24時間営業の同店は、香港・台湾・シンガポールに続く4カ国目の海外出店となる。

発表によると、マレーシア店の会費は入会金80リンギに加え月額128リンギ(年払いの場合1,176リンギ)。同社は今夏中にマレーシア2号店も開業する計画としている。

海外展開の背景には大きな国内基盤がある。RIZAPグループによれば、チョコザップは5月14日時点で国内1,962店舗を展開し、会員数は116.1万人。国内の月会費は税込3,278円。同社は2027年3月期までに海外店舗数を最大150店舗まで拡大する目標を掲げている。

チョコザップの強みは、小型・無人・24時間という形態を、RIZAPグループの幅広いウェルネス事業と安価に組み合わせた点にある。この設計は日本の高密度な都市部の来店動線と、薄い人員配置を前提に成り立ってきた。それが海外で通用するかは不動産条件よりも「商品」と「人」の課題に近い。コンビニジムの採算は店舗密度と人件費に大きく左右され、東南アジア各国は賃金水準も無人運営への規制許容度も市場ごとに異なる。マレーシアが早くも4カ国目の海外市場となったことは、同社が一国での規模拡大よりも、複数市場での再現性の証明を優先していることを示唆する。