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GINZA SIX、地下1階の美容フロアを6ブランドの体験型売場に刷新

GINZA SIXリテールマネジメントが、地下1階の比較購買型の化粧品売場を、個室施術付きのミキモト ビューティー旗艦店や1年間展開するメゾン マルジェラ フレグランスのポップアップなど、予約制のブランド体験スペースに置き換える。

百貨店地下の美容フロアを描いたイラスト。ガラスケースとアーチ型のブランド区画が並ぶ通路。
イラスト:floortok.com

GINZA SIXの運営会社であるGINZA SIXリテールマネジメント(三井不動産、住友商事、J.フロントリテイリングの合弁)は7月23日付のリリースで、地下1階の美容フロアをこの秋に刷新すると発表した。比較購買型の化粧品売場の一部を、ブランドを軸とした少数のスペースに置き換える。

同リリースによると、地下1階の新ラインアップの核となるのは5ブランドだ。メゾン マルジェラ フレグランスはGINZA SIX限定の店舗デザインによるポップアップを10月1日にオープンし、2027年9月30日までの1年間展開する。同日にはミキモト ビューティーが、真珠由来のスキンケアラインと個室の施術ルームを備えた旗艦店をグランドオープンする。ReFaの改装売場は8月1日に、アクア ディ パルマの改装売場は織りガラス繊維のファサードと和の木格子をあしらった内装で9月上旬に、それぞれ再オープン。タイ発のウェルネスフレグランスブランド、パンピュリは10月16日にGINZA SIX初となる売場を開く。

同じ時期には他フロアの改装も進む。3階のアミ パリはGINZA SIX限定商品を扱う売場として7月29日に再オープンし、5階のロイヤルフラッシュによる複数ブランドを扱うセレクトショップは9月2日に再オープンする。いずれも美容フロアとは別だが、今秋の一連の改装の一部となる。

横並びの化粧品カウンターを、少数の予約制ブランド空間に置き換える判断は、価格ではなくプレゼンテーションと商品構成に軸足を置いた戦略だ。ブランドの数は絞り込まれる一方、各ブランドにはガラスカウンター越しの短い接客ではなく、肌診断や施術に十分な時間とスペースが与えられる。2017年の開業以来、GINZA SIXはマス向けの美容拠点というより高級品のショーケースとして自らを位置づけてきており、今回の手法はZ世代や訪日需要を注視するモール・百貨店運営各社――GINZA SIXの株主の一つであるJ.フロントリテイリングを含め――が注目する動きとなりそうだ。