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フィールドノート

グッチ、デムナ体制初のメンズ「ジャッキー」に日本価格 47万3,000円から53万9,000円

2026年秋冬「グッチ プリマヴェーラ」のメンズショルダーに、あの留め具が戻る。日本では本日発売。

編集イラスト — 革製品アトリエの作業台を真上から見た断面。
イラスト:floortok.com

ケリングジャパンは8月17日、「ジャッキー フラップ」を日本で発売した。2026年秋冬コレクション「グッチ プリマヴェーラ」の一型で、デムナのクリエイティブディレクションのもと、アーカイブのジャッキーをメンズとして解釈したものである。価格はブラックが53万9,000円、ブラウンが47万3,000円。

オリジナルを象徴するピストン式の留め具を受け継ぎつつ、寸法は幅約43センチ、高さ約29センチ、マチ約5センチへと広げられた。付属のレザーストラップでショルダーにもクロスボディにも掛けられる。素材は立体的なエンボスを施した軽量のGGキャンバスと、ヴィンテージ調の手仕上げを与えたソフトなゴートレザーの組み合わせだと同社は説明する。

2色間の6万6,000円の差は、日本の価格設計を読む上で押さえておきたい点である。同一シルエットへの入口を二段構えにしたもので、ヒット狙いのバッグにありがちな単一価格とは組み立てが異なる。

注目点は、ジャッキーの名がメンズで通用するかどうかである。クリエイティブ刷新の過程でグッチはアーカイブに繰り返し依拠してきた。この価格帯のメンズバッグは、日本市場においてその戦略を測るうえで、女性向けの再発よりも明快な試金石となる。