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阪急メンズ大阪、桐生の横振り刺繍作家と気鋭ブランド3社がコラボ

阪急メンズ大阪は、群馬・桐生に伝わる横振り刺繍の技法を気鋭ブランド3社とのコラボアイテムに取り入れ、最高27万3900円で販売する。作家本人が阪急うめだ本店で実演も行う。

木枠で刺繍をする職人と、ジャケットのラック、糸巻き、裁縫道具。
イラスト:floortok.com

阪急阪神百貨店は、群馬県桐生市の横振り刺繍作家・大澤紀代美氏と、ANACHRONORM、KANEMASA FILL、nakedgaugeの3ブランドによるコラボアイテムを、阪急メンズ大阪1階プロモーションスペース11で10月21日から27日まで販売すると発表した。11月3日まで続く店舗全体の企画「Japan and me.」の一環としている。

大澤氏が手がける横振り刺繍は、ミシンの針を左右に振って絵を描くように縫う桐生の伝統技法。コラボアイテムには、ANACHRONORMの馬柄刺繍デニムジャケット(25万8500円)、nakedgaugeの墨染めリネンブルゾン(27万3900円)とブラックデニムパンツ(8万6900円)、KANEMASA FILLのニット・シャツ3点(9万5700円〜23万8700円)が並ぶという。

大澤氏は10月23日、阪急うめだ本店13階ダイヤモンドホールでも実演イベントを行う。来場者は本人と直接話せるほか、その場で刺繍されたイニシャル入りの桐生織ハンカチを受け取れる。

新興ブランドの単価を上げる常套手段として、地域の伝統工芸と作家本人の存在を掛け合わせ、同一チェーンの2つのフロアにまたがって物語を展開する手法だ。阪急阪神にとっても、工芸を単発のコラボ商品ではなく店頭での実演という「体験」として販売する試みの延長線上にある。