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エルメス、そごう千葉店を9月30日で閉店へ

エルメスの日本公式サイトが、そごう千葉店内のブティックを9月30日で閉店すると確認した。修理・予約受付はすでに終了しており、そごう・西武の地域拠点店の一つにとってラグジュアリーフロアのテナントを失うことになる。穴埋めは容易ではない。

夕暮れの光に包まれた百貨店のラグジュアリーフロアを描いたイラスト。半分下ろされたシャッターの脇に空になったガラスケース、通路を歩き去る一人のシルエット、カウンターの縁にかすかに輝く金色のライン。
イラスト:floortok.com

エルメスは、そごう千葉店内の直営ブティックを2026年9月30日をもって閉店すると、同社日本サイトの店舗運営に関するお知らせで明らかにした。エルメス ジャパンが複数店舗について同時に公表したお知らせの一つで、当該店舗は閉店に先立ち9月21日まで通常営業時間(10時〜16時)を維持するとしており、革小物の修理受付・予約サービスはすでに終了しているという。

そごう千葉店のブティックは、そごう・西武の千葉店内にエルメスが構える唯一の店舗。同社は今回のお知らせで閉店の理由には触れておらず、閉店後に千葉県内で店舗展開を続けるかどうかについても言及していない。

そごう・西武にとって、エルメスのコンセッション撤退は通常のテナント入れ替えより重い意味を持つ。メゾンのブティックは百貨店のラグジュアリーフロアの顔であり、購買力の高い顧客をつなぎとめる要でもあるため、同格の別メゾンを新たに誘致するのは容易でも確実でもない。そごう千葉は同グループの中でも規模の大きい地域拠点店の一つであり、取引先を厳選することで知られるエルメスの撤退は、その集客力がこのブランド不在でもどこまで保てるかを試す試金石となる。