ハイアット セントリック 札幌が開業、ブランド初の北海道進出
ハイアットのライフスタイルブランド「セントリック」が北海道に初進出。赤れんが庁舎に隣接し、大通公園にも近い札幌中心部に216室のホテルを開業した。インバウンド需要の取り込みを狙う札幌のブランドホテル供給拡大を映す出店だ。

ハイアット ホテルズ コーポレーションは10月3日、ライフスタイルブランド「ハイアット セントリック」として北海道初出店となる「ハイアット セントリック 札幌」を開業したと発表した。複合タワーの上層階に位置し、赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)に隣接、大通公園へも徒歩圏という札幌中心部の立地となる。
客室数は216室で、広さは36平方メートル以上から。地下通路を使えば大通駅まで数分、JR札幌駅からも徒歩約10分というアクセスだという。内装は、北海道の名付け親として知られる探検家・松浦武四郎をモチーフにした「北の探検家の邸宅」をコンセプトとし、再生木材や職人仕事を感じさせるディテール、暖炉ラウンジなどを取り入れている。
飲食施設も地元色を前面に出す。17階の「Matsu Grill & Bar」は、道内産の魚介や食材を使った薪焼き・地中海風料理を市内を一望できる眺望とともに提供する。1階の「Mr. Fish by Hyatt Centric Sapporo」は、旬の道産白身魚と道産じゃがいもを使ったフィッシュ&チップスを提供するカジュアルな店舗だ。同ホテルの総支配人、瀧村有紀氏は「お客様を街の中心に据え、探索の理想的な拠点となるよう設計した」とコメントしている。
開業記念プランとして、10月31日までの予約で12月31日までの宿泊を対象に、15%オフ(ワールド オブ ハイアット会員は17%オフ)、朝食無料、1室1泊につき3,000円のホテルクレジット、ポイント2倍のオファーを用意する。北海道初進出となる今回の開業は、ハイアットのライフスタイルブランドが地方拠点都市へと展開を広げる動きであり、赤れんが庁舎や大通公園という札幌中心部の商業・観光の核に隣接するライフスタイルホテルが、インバウンド需要の次の波を見据えてブランドホテル供給を積み増す札幌の市場で、ビジネスホテル中心の既存供給を超える需要をどこまで取り込めるかが焦点となる。