floortok

ジャーナル

·
ニュース

伊藤園、新業態「TEA DIARY」を大丸神戸店1階に11月4日オープン

伊藤園が11月4日、J.フロント リテイリング傘下の大丸神戸店1階に、神戸をテーマにした専門小型店「TEA DIARY」をオープンする。わずか6.2平方メートルながら1階という好立地への出店で、飲料大手が自社単独ブランドの小売業態に力を入れる動きだ。

白とネイビーを基調にした小さな1階のお茶売場を描いたイラスト。旅をテーマにしたイラスト入りの紅茶箱が並び、百貨店の入口近くでシルエットの買い物客が商品を眺めている。
イラスト:floortok.com

伊藤園グループの伊藤園フードサービス株式会社は10月23日付の発表で、紅茶・日本茶などの専門店「TEA DIARY」を11月4日、大丸神戸店の1階にオープンすると明らかにした。売場面積はわずか6.2平方メートル(1.88坪)で、営業時間は大丸神戸店に準じるという。

商品は日本茶、紅茶、フレーバーティー、ルイボスティーなど約14種類のティーバッグをそろえ、ダージリンやはちみつ紅茶など看板商品は5パック入り702円、8種を選べるギフトボックスは5,412円、3種または5種のアソートセットも用意する。パッケージには神戸在住のイラストレーター、有村綾氏が手がけた、神戸の街を旅する少女のイラストをあしらった。店内は白とネイビーを基調とし、異人館を思わせる内装とした。開業当日はサイン会を実施し、購入者先着1,000人にポストカードを贈呈する。

飲料大手がこれほど小規模な売場であっても、J.フロント リテイリング系列の百貨店の1階という好立地に、卸売りの飲料売場ではなく自社単独ブランドの小売フォーマットを構えるのは、小さくとも示唆的な動きだ。メーカーが大きな投資を伴わずに好立地での直営小売を試す、こうした単独ブランド型の実験出店は近年珍しくない。開業週の話題が落ち着いた後の実績次第で、伊藤園がより大きな売場を他店でも展開するかどうかが決まるだろう。