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ハイアットのJdVブランド、英国初進出 オックスフォードシャーの130室ホテルに

ハイアットはライフスタイルブランド「JdV by Hyatt」を英国に初めて投入する。パートナーのCLキャピタル系列企業とともに、オックスフォードシャーの市場町ウィットニーにある130室のホテルを同ブランドに転換する計画で、小規模ながらハイアットの主力成長ブランドにとって新市場開拓の一歩となる。

英国の市場町にあるブティックホテルのロビーとバーのイラスト。羊毛産業を思わせる質感と梁の意匠
イラスト:floortok.com

ハイアット・ホテルズ・コーポレーションは、英国オックスフォードシャー州ウィットニーにある130室のホテル「オックスフォード・ウィットニー・ホテル」が、2026年内をめどにライフスタイルブランド「JdV by Hyatt」に加わる見通しだと、同社ニュースルームで発表した。同ブランドとしては英国初の展開となる。ホテルはCLキャピタル系列企業が所有し、ハイアットとのフランチャイズ契約のもとインプラクティスが運営する。

発表によると、ウィットニーはオックスフォードの西方約15マイル、コッツウォルズの入り口に位置する。ホテルには最大90人収容可能な約112平方メートル(1,205平方フィート)の柔軟な会議・イベントスペースを備えるほか、地元食材を活かしたレストラン・バーを併設する。内装デザインは、羊毛産業で栄えたウィットニーの歴史とアーツ・アンド・クラフツ運動からインスピレーションを得るという。

「JdV by Hyattブランドを英国にもたらすことは、ブランドにとって重要な節目であり、独自の個性と場の空気を持つ町ウィットニーにふさわしい」。ハイアットの英国・アイルランド開発担当リージョナル・バイスプレジデント、アンナ・コーキル氏は発表文でこう述べた。

JdV by Hyattは、新築ではなく既存の個性的なホテルを転換して展開するブティックホテル・コンバージョンブランドであり、今回の英国初進出がロンドンではなく地方の市場町となった理由の一つはそこにある。オーナー側とのフランチャイズ契約によって成長するブランドであり、コッツウォルズ観光とオックスフォードからの周辺需要を見込めるウィットニーは、CLキャピタルのような地域デベロッパーにとって転換の説得材料になる。ハイアットは今年、日本でもニセコのヴィラ開発(パーク・ハイアット)や箱根の新ホテル(アリラ)など同様のフランチャイズ・運営受託型の成長モデルを進めており、オックスフォードシャー案件はそれを異なる市場に適用した形といえる。