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JR東日本、逗子駅ビルの建設に着手 商業フロアと屋上津波避難広場を整備、2028年春開業へ

JR東日本が神奈川県逗子市のJR逗子駅前で、商業フロアと屋上津波避難広場を備えた地上2階建ての新駅ビルの建設に着手した。開業は2028年春を予定する。

海沿いの町にある2階建ての駅ビルを描いたイラスト。1階の商業アーケードの上に屋上デッキへ続く階段、背景に海と山、駅前広場を行き交う人々のシルエット。
イラスト:floortok.com

東日本旅客鉄道(JR東日本)は9月29日付の発表で、神奈川県逗子市のJR逗子駅前に新たな駅ビル「(仮称)逗子駅ビル」の建設工事に着手したと明らかにした。

新駅ビルは敷地面積約1,910平方メートル、鉄骨造で延床面積約1,870平方メートルの地上2階建てになるという。商業フロアについては「地域密着型の商業施設」を整備するとしており、具体的なテナント名は明らかにしていない。

JR東日本によると、駅ビルの屋上は津波避難エリアとして整備する。相模湾に面した逗子ならではの立地を踏まえた設計だ。設計・施工は大和リースが担当し、完成後は同社グループの株式会社JR横浜湘南シティクリエイトが運営するという。開業は2028年春を予定している。

JR東日本の駅商業は首都圏のターミナル駅に厚く偏っており、延床面積2,000平方メートルに満たない逗子の2階建て駅ビルは、それらに比べれば小さな案件だ。目を引くのは、地域密着型の商業施設に津波避難の機能を重ねた設計の考え方である。沿岸部に駅を持つ開発事業者や地主にとって、日常の商業と屋上の防災機能を組み合わせるこの形は、店舗そのものと並んで注目に値する。