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松屋銀座店、9月度売上高0.2%増 ― 国内客が免税の減少を補う

松屋銀座店の9月度売上高は前年同月比0.2%増。前年の大型催事の反動があるなか、国内客の売上高が3.3%伸び、約5%減った免税売上高を補った。

長い対角線で捉えた百貨店1階を描いた、落ち着いたモノトーン調のイラスト。化粧品のガラスケース、時計のショーケース、エスカレーター、二人の買い物客のシルエット。
イラスト:floortok.com

松屋が10月1日に公表した9月度の売上速報によると、銀座店の売上高は前年同月比0.2%増だった。前年に開催した大型ラグジュアリーブランド催事の影響が大きいなかでの、ほぼ横ばいの結果となる。

売上高が38.4%減った浅草店を含めた銀座本店全体では1.9%減だった。速報では浅草店の減少理由には触れていない。

内訳をみると、訪日客向けの免税売上高は約5%減となった一方、免税のうち化粧品を軸とした一般品は36%伸びた。免税を除く国内客の売上高は、宝飾・時計や紳士服がけん引して3.3%増と堅調だった。

銀座本店は8月にも、前年の大型ラグジュアリー催事の反動で11.0%減となっていた。9月の数値は速報値で、同社は10月15日に9月の売上報告を開示する予定としている。

銀座での出店を検討するブランドにとって注目すべきは、国内客の数字だ。免税売上高が前年を下回るなか、銀座店を横ばいに保ったのは、宝飾・時計がけん引した国内客売上高の3.3%増だった。訪日客の消費が揺れる局面では、国内のラグジュアリー顧客がより安定した基盤であることを改めて示している。