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三井不動産、国内ホテル6軒が3年連続でミシュランキーを維持

アマン、ブルガリ、ハレクラニ、フォーシーズンズといった外部ブランドと自社ブランドを合わせ、三井不動産の国内ホテル6軒が3年連続でミシュランキーを維持した。箱根と日本橋で控える新規開業を前に、開発事業者としての投資モデルそのものが外部評価を得た形だ。

日本の高級ホテルの入口を描いたイラスト。扉の上に吊るされた小さな真鍮の鍵、スーツケースを持つ宿泊客と制服のドアマンのシルエット、背景にホテルの高層棟。
イラスト:floortok.com

三井不動産は9月25日付の発表で、グループが開発・出資する国内ホテルのうち6軒が、ミシュランガイドのホテル格付け「ミシュランキー」の2026年版で3年連続の受賞を果たしたと明らかにした。運営会社は4社にまたがるという。

最高位の三つ星を獲得したのは4軒。自社ブランドの「ホテル ザ 三井 京都」、三重県志摩市にあるアマン運営の「アマネム」、「ブルガリ ホテル 東京」、そしてfloortokで既報の「フォーシーズンズホテル東京大手町」だ。二つ星は「ハレクラニ沖縄」、一つ星は自社ブランドの「ホテル ザ セレスティン京都祇園」が獲得したと同社は説明している。

この6軒が属する三井不動産のホテル事業は、国内外で52施設・約1万3000室を展開し、比較的手頃な「三井ガーデンホテル」や「シーケンス」から、ラグジュアリー・リゾート8施設まで幅広いブランドを抱えるという(同社発表)。上位クラスの開業も控えており、2026年12月には「ホテル ザ 三井 箱根」、2027年秋にはヒルトンと組んだ「ウォルドルフ アストリア東京日本橋」の開業を予定している。

1軒だけの実績であれば、3年連続受賞は好意的なレビューの延長線上の話にとどまる。だがグループ単位で見れば、これは特定ホテルの厨房やスパの評価ではなく、三井不動産という開発事業者の投資モデルそのものへの評価だと読める。アマン、ブルガリ、ハレクラニ、フォーシーズンズという外部ブランドへの出資と、自社ブランドのセレスティン・三井京都の双方が、同じ年に同じ外部基準をクリアしており、その対象地は京都・東京・沖縄と異なる立地にまたがる。これは単独ホテルの発表以上に、控える箱根や日本橋の新規開業への説得力ある先行指標となる。各物件の周辺に店を構えるメゾンや地主にとっても、三井不動産のラグジュアリー物件を単なる地図上の名前ではなく、確かな集客力を持つ拠点として捉える根拠になるだろう。