高島屋、ポール&ジョー ボーテの新作フェイスパウダーを12日先行発売
アルビオン傘下のポール&ジョー ボーテが、新作フェイスパウダーを全国発売の12日前から高島屋限定で先行販売する。店舗限定のギフトセットも用意し、百貨店が売場を提供する見返りに発売初動の需要を独占する、コンパクトながら分かりやすい事例だ。

アルビオン傘下のポール&ジョー ボーテが、新作フェイスパウダーの発売において高島屋に12日間の先行販売権を与えた。全国発売となる9月1日に先立ち、8月20日から高島屋の店頭で先行販売を始めるという。
新製品「プードル ヴィザージュ リュミエール ドゥース」はフルセットが税込7480円で、レフィルとケースはそれぞれ5500円、1980円で単品販売、ブラシは880円としている。全国発売に先駆けて、高島屋8店舗と同社が運営する通販サイト「Tビューティ」で取り扱うという。
先行販売期間中には、高島屋限定の「プードルセレクション」(9900円)も用意される。新作パウダーにコンパクト、化粧水ミスト、洗顔ジェル、美容液、そしてポール&ジョーのモチーフをあしらったオリジナルトートバッグを組み合わせたセットだという。
手法自体は目新しいものではないが、示唆に富む。ビューティブランドが全国発売前のわずかな独占期間と引き換えに、百貨店の売場という「舞台」と限定バンドルの訴求力を得る取引だ。高島屋のビューティフロアは、自社の販路も含め他のどこよりも早く発売の瞬間を独占できる。アルビオンにとっては、全国展開に先立ち、信頼できる小売環境の中で需要を見極める、管理されたソフトローンチと言えるだろう。