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「クオーツ心斎橋」5階レストランフロア開業 全国初・大阪初含む9店舗

大阪・心斎橋の複合タワーに飲食フロアが加わり、施設の縦の構成が完成した。全国初出店のかに料理専門店と、関西初出店の2店舗を含む。

近代的なタワー内の賑やかなレストランフロアを描いたフラットベクターのイラスト。シルエットの客が小さな飲食店が並ぶ通路沿いの席に座っている。
イラスト:floortok.com

大阪・心斎橋の複合タワー「クオーツ心斎橋」の5階レストランフロアが7月16日、9店舗の飲食テナントを揃えて開業した。運営各社が発表した。

同施設はヒューリック、心斎橋開発特定目的会社(L Catterton RealEstateとJ.フロント都市開発の合弁)、竹中工務店、JR西日本不動産開発が開発を手がける。建物は地上28階・地下2階、高さ約132メートル、延床面積は約46,227平方メートルで、2026年3月に竣工した。

9店舗のうち3店舗は初出店をうたう。中華・小籠包の「Paradise Dynasty/楽天皇朝」は大阪初出店、かに料理専門店「かに重」は全国初出店、しゃぶしゃぶ・すき焼きの「甲梅」は関西初出店で、いずれも新業態と位置づけられている。とんかつの「覇王樹さぼてん」も関西初出店となる。残る「MERCER BRUNCH SHINSAIBASHI」、うなぎの「炭焼うな富士」、創作居酒屋「ワンランク上の世界の山ちゃん 山」、焼肉の「叙々苑 游玄亭」、鮨の「鮨あまと 心斎橋」がフロアを構成する。

見慣れたチェーンではなく初出店を軸に据えた飲食フロアは、リーシング戦略であると同時に「商品」面での賭けでもある。9店舗中少なくとも3店舗は集客が未知数な一方、既存店の並びにはない来訪動機をクオーツ心斎橋にもたらす。地下の食品フロアに加えホテル・オフィスフロアを擁するタワーに飲食層を加えることで、建物全体の縦の構成が完成した形だ。