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ラルフ ローレン、日本初の公式アプリを開始、会員限定先行販売も

ラルフ ローレンの日本法人が9月14日、店舗・ECサイト・会員サービスを一体化した日本初の公式アプリを開始し、アプリ限定の先行販売も実施した。国内の百貨店やアパレルチェーンが数年前から整えてきた統合型会員基盤の水準に、ようやく足並みをそろえた形だ。

並木道沿いのブティック店舗前でスマートフォンを確認する買い物客
イラスト:floortok.com

ラルフ ローレン ジャパンは9月14日、日本初となる公式スマートフォンアプリをローンチしたと発表した。実店舗、日本国内のECサイト、会員サービスを一つのプラットフォームに統合するもので、「特別な体験」「シームレスなつながり」「パーソナライズされた体験」の3つを軸に据えているという。今後のアップデートではAIによるスタイリング提案機能も追加する計画だとしている。

ローンチを記念して、白地にカラフルなポロプレイヤーのロゴをあしらった「Color on Whites」カプセルコレクションのアプリ限定先行販売を実施した。価格はキャップ1万3200円からオックスフォードシャツ2万6400円まで、Tシャツは1万5400円、ポロシャツは2万2000円だったという。ダウンロード数や会員数は公表されていない。

統合アプリの導入がこの時期になったこと自体、ラルフ ローレン固有の事情というより、日本で展開する海外アパレル・ラグジュアリーブランドのデジタル会員基盤の整備状況にばらつきがあることを映している。国内の百貨店やカジュアルチェーンは、日本の消費者がポイントアプリやレジでのQRコード決済を頻繁に使うことを踏まえ、何年も前から統合型のアプリとポイント制度を運用してきた。今回の先行販売でラルフ ローレンが得るのは、百貨店の会員制度を介さずに最も熱心な顧客と直接つながるチャネルであり、次に売り場面積を交渉する際の材料にもなり得る。