RIZAP、新業態「RIZAP LOUNGE」を海外初出店 ― ソウル・江南でワーク×フィットネスの都市型ラウンジ
RIZAPグループが、コワーキングとフィットネスを組み合わせた新業態「RIZAP LOUNGE」の1号店を、ソウル・江南地区に開業した。従来の会員制トレーニングジムや低価格の「chocoZAP」とも異なるこの新業態は、日本国内ではなく海外での先行展開となった。

RIZAPグループは、コワーキングとフィットネスを組み合わせた新業態「RIZAP LOUNGE」を、韓国・ソウルの江南(カンナム)地区にあるRDLタワーの1・2階に開業したと発表した。新盆唐(シンノンヒョン)駅から徒歩2〜3分の立地だという。同社によれば、この新業態としては世界初の店舗であり、日本国内ではなく海外市場での先行展開となった。
同社によると、2フロア合計の面積は約231平方メートル。1階は「Active & Refresh」と銘打ち、オープンな執務スペースにトレッドミルや階段昇降マシン、ストレッチゾーン、体組成計、セルフサービス式のコーヒーマシンを組み合わせる。2階は「Quiet & Premium Recovery」として、個室の集中ブースや会議室、マッサージチェア、パウダールームを備えるという。会員プランは1日パス4万ウォンから、月額フレックスプランの19万8,000ウォンまで幅があり、6カ月・12カ月契約ではより割安な月額換算になる設定だという。
同社は今後、韓国国内でこの業態を拡大し、将来的にはアジアの他市場にも展開する方針を示した。オフィス街だけでなく、住宅地やロードサイドの立地への出店も視野に入れているという。
同社が掲げる「アクティブレスト」という考え方――仕事の合間に短い運動を織り込むという発想――は、日本で「RIZAP」の名で知られる有人・成果保証型のパーソナルトレーニングとも、無人・低価格で店舗網を広げてきた「chocoZAP」とも一線を画す。実績のない、より手厚いサービス設計の新業態を、東京ではなくソウルでまず試すことで、既存の2ブランドのイメージを損なうリスクを取る前に、コワーキングとウェルネスを掛け合わせた提案に本当の需要があるかどうかを見極める狙いがありそうだ。