ユニクロU、クリストフ・ルメール体制の「第1章」が2026年秋冬コレクションで幕
ファーストリテイリングは2026年秋冬の「Uniqlo U」を、クリストフ・ルメール氏とサラ‐リン・トラン氏が主導してきた「第1章」の集大成と位置づけた。柳井正氏自身のコメントを添えた、節目のコレクションとなる。

ユニクロは、2026年秋冬コレクション「Uniqlo U」を9月11日に発売すると発表した。同社はこのコレクションを、Uniqlo U立ち上げ以来ユニクロのパリR&Dセンターを率いてきたクリストフ・ルメール氏と、その後チームに加わったサラ‐リン・トラン氏による「第1章」の集大成と位置づけている。立ち上げから10年の節目にあたる。
ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長兼CEOの柳井正氏はリリースで「ユニクロのLifeWearを進化させるため、パリR&Dセンターの牽引をクリストフ・ルメール氏に託してから10年が過ぎました」とコメントした。その後トラン氏がチームに加わったことで、Uniqlo Uが世界の顧客に愛される「Future LifeWear」へと磨き上げられたと振り返っている。
コレクションはウィメンズ14型、メンズ17型、アクセサリー2型で構成される。柔らかい素材と構築的なシルエットを組み合わせたウィメンズ、機能性とワークウェア要素を取り入れたメンズが特徴で、テーマは「Confidence in Form」。9月11日から全国101店舗とユニクロオンラインストアでフルラインナップを販売し、一部アイテムは国内全店で取り扱うという。
Uniqlo Uはこれまでも、外部デザイナーを一時的に起用するコラボレーションラインとは一線を画し、ルメール氏とトラン氏がファーストリテイリング社内のR&D体制の一員としてデザインを主導してきた点が特徴だった。だからこそ今回、単なる体制交代ではなく「第1章の終わり」という表現を用いたと考えられる。創業者自身の言葉を添えてひとつの時代の終わりを公式に位置づけたことは、Uniqlo Uが単なる派生ラインではなく、ユニクロの「LifeWear」というコンセプトの方向性を試す場として、グループ内で重みを持たされてきたことを改めて示している。