ヴィンテージエルメス専門店「VINTAGE QOO TOKYO AOYAMA」、11月16日に青山で開業
ヴィンテージ・ラグジュアリーを扱う株式会社エイトが、11月16日に青山でヴィンテージエルメス専門店「VINTAGE QOO TOKYO AOYAMA」を開業する。バーキンやケリーを含む約1,000点を揃える同社初のエルメス専門店で、エルメス本社との提携はない独立系の出店となる。

ヴィンテージ・ラグジュアリーのチェーン「VINTAGE QOO TOKYO」を運営する東京の株式会社エイトは、11月16日に「VINTAGE QOO TOKYO AOYAMA」を開業すると発表した。既存の表参道店や心斎橋店(大阪)が複数ブランドを扱うのに対し、エルメスのヴィンテージ品に特化した同社初の専門店となる。エイトは、未上場のリユース事業グループ、GTホールディングスの子会社。
新店舗は渋谷区神宮前のビル1階、売場面積56坪(約185平方メートル)で、表参道駅から徒歩約3分。営業時間は11時30分から20時まで、1月1日を除き年中無休で営業する。エイトは、国内外のヴィンテージエルメス愛好家が集う「サロン」のような空間と位置づけ、バーキンやケリーを含むバッグのほか、小物、アパレル、アクセサリー、ジュエリー、スカーフなど約1,000点を取り扱うとしている。
エイトは、エルメス本社との提携関係は一切ないと明記しており、同社はエルメスの中古品を買い取り・販売する独立系のリユース事業者という位置づけになる。VINTAGE QOO TOKYOは2012年に始動し、2013年からSNSを通じて海外顧客の開拓を進め、現在はアカウント合計で約73万人のフォロワーを獲得しているという。11月16日の青山店開業により、表参道の旗艦店、大阪・心斎橋店と合わせて3店舗体制となり、3店舗とも11月5日から12月25日まで、エルメスのスカーフをテーマにしたクリスマス装飾を行う。青山店ではスカーフで装飾したクリスマスツリーを展示する。
エイトは、この出店の背景として、2025年の国内リユース市場を約3兆4,600億円、そのうちヴィンテージエルメスが含まれるブランド品市場を約4,943億円(前年比16.9%増)、さらに訪日外国人数を4,000万人超(2025年)としている(いずれも同社発表)。これらはあくまで同社側の数値であり、本稿で独自に検証したものではないが、エルメス本体が店頭で抽選や順番待ちに頼る人気商品を、ブランドの関与しない独立したチャネルを通じて求める訪日客・国内コレクターが増えているという同じ潮流を映している。