イオン、ベトナム13号店「AEON Thanh Hóa」を開業
イオンベトナムは、ベトナム国内13店舗目となる総合スーパー「AEON Thanh Hóa」を開業したと発表した。日本に次ぐ重点市場と位置付けるベトナムでの出店を積み重ねている。

日本のイオン株式会社グループに属するイオンベトナム(AEON Vietnam Co., Ltd.)は、ベトナム国内13店舗目となる総合スーパー「AEON Thanh Hóa」を開業したと発表した。北中部の都市タインホアにある商業施設「AEON MALL Thanh Hóa」の核テナントで、売場面積は約1万300平方メートル、3フロア構成、従業員数は約450人という。
営業時間は、1階の食品フロアが毎日8時から22時、2・3階は平日10時から22時、週末は9時から22時までで、年中無休で営業する。店長はチュオン・カイン・スアン氏が務め、同氏は発表の中で、AEON Thanh Hóaを単なる新しい買い物の場にとどめず、スタッフとともに地域社会の声に耳を傾け、学び続ける場にしたいとコメントしている。
1階の食品売場では、有機食品やGLOBALG.A.P.・VietGAP認証品を中心とした生鮮食品に加え、ベトナム向けに開発した商品や日本からの直輸入品を含むプライベートブランド「TOPVALU」を展開する。ベーカリーコーナーは売場を拡大し、ピザやクロワッサン、タルトなどをそろえ、イートインを約30席設置した。約290席のフードコート「デリカ」では、寿司(AEON Sushi)のほか韓国風フライドチキン、セルフサービスのサラダバー、麺類・鍋料理のコーナー、タインホアの名物発酵豚肉料理「ネムチュア」などの郷土料理も提供する。セルフレジにはAI連動の電子はかりを、麺類やカフェメニューにはセルフオーダー端末を導入した。2階には、イオンベトナム独自の若年女性向けファッションブランド「MYCLOSET」と、ヘルス&ビューティー専門店「Glam Beautique」、自転車専門店「AEON Bicycle」を配置。3階には子供・ベビー用品売場「Kids Republic」と、プライベートブランドの生活雑貨「HÓME CÓORDY」を展開する。
イオンは日本に次ぐ重点市場としてベトナムを位置付けており、今年も出店ペースを維持している。北部の「AEON Hải Dương」は10月3日に開業済みで、9月の発表では次の出店候補として「AEON Hạ Long」が取り上げられていた。生鮮食品やプライベートブランド、フードコートを核に、大型商業施設の核テナントとして総合スーパーを据えるという今回の業態は、イオンが日本国内で展開してきた手法をそのままベトナムに持ち込んだ形であり、ベトナムでの新規出店の一つひとつが、国内事業とともにイオン株式会社グループが開示する海外事業の売上高に積み上がっていく。