ピエール マルコリーニとシチズン改装店、年末に向けあみプレミアム・アウトレットへ
三菱地所・サイモンは、茨城県のあみプレミアム・アウトレットで年内に6つの店舗を新規・改装オープンする。ベルギーのチョコレートメゾン、ピエール マルコリーニの初出店と、シチズンの改装店舗が軸となる。日本最大のアウトレット事業者が最需要期前にどう売場を入れ替えるかが見える。

三菱地所・サイモンは10月28日の発表で、茨城県阿見町のあみプレミアム・アウトレットで10月下旬から12月末にかけて6店舗が新規・改装オープンすると明らかにした。約160店舗を抱える同アウトレットは、三菱地所と米国のアウトレット開発会社サイモン・プロパティ・グループの合弁会社である三菱地所・サイモンが、日本国内のプレミアム・アウトレット事業として運営している。
目玉となるのは、自ら焙煎まで手がけるベルギーのチョコレートメゾン、ピエール マルコリーニだ。11月7日に期間限定店として出店し、来年5月30日まで営業する。あみでの出店は初めてとなる。自社一貫生産で約140の国と地域で販売するシチズンも、11月3日に改装店舗を再オープンする。エコ・ドライブ(光発電)や衛星電波受信腕時計を軸に展開するという。
残る4店舗は、期間限定店として10月21日に先行オープンし来年2月まで営業する米アウトドアブランドのメレル、1921年創業でモンブラン山麓に本拠を置くフランスの登山ブランド、ミレー(12月中旬オープン)、炭火焼魚とご飯ものを提供するしんぱち食堂(11月20日オープン)、化粧品・美容雑貨の専門店セルレ(12月下旬オープン)。これに加え、フードギャラリーや広場では年明けにかけて期間限定の飲食店・キッチンカーが入れ替わりで出店する。
今回の入れ替えは全面リニューアルではない。新規出店の大半は終了日が決まった期間限定店で、アウトレットの運営側がブランドの集客力を見極めつつ、恒常的な売場展開に踏み切るかどうかを判断する際によく使う短期契約の形だ。チョコレートメゾンや改装腕時計店をアウトドア・飲食テナントと並べる構成は、アウトレット商戦の年末最需要期を見据えてギフト・アパレル・フードにまたがる客層を取り込む狙いとみられる。