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カインズ、リフォーム専門店を町田の百貨店フロアに出店

郊外型ホームセンターを軸に展開するカインズが9月16日、小田急百貨店町田店にリフォーム専門店の9号店を出店した。百貨店のフロアを埋めるテナントが、ファッションやラグジュアリーから遠い業態にまで広がっている実例だ。

駅コンコース近くの百貨店フロアにある、相談型の小型リフォーム専門店を描いたイラスト
イラスト:floortok.com

カインズは9月16日、小田急百貨店町田店6階に相談型のリフォーム専門店を出店したと発表した。同社が展開する「都市型小型店舗」としては9号店、都内では5店舗目となる。売場面積は18.51坪(約61平方メートル)で、小田急線町田駅に直結する立地。営業時間は午前10時から午後8時まで。

町田店は国分寺店や小岩店など既存の都内4店舗に加わる形となる。木材から園芸用品まで扱う郊外型の大型ホームセンターで知られる同社が、鉄道駅に直結した都市部の高密度立地へ、規模を絞った相談型フォーマットを広げている格好だ。カインズは今年度中に全国20店舗、2027年度には50店舗体制を目指すとしているが、これはあくまで同社が掲げる目標であり、確定した実績ではない。

リフォーム相談窓口は、これまでアパレルや生活雑貨が担ってきた百貨店フロアの主役としては異色の存在だが、通勤客中心の実務的な客層を持つ小田急町田店には合致し、ファッションテナントが退店した後の空きスペースを埋める役割も果たす。この出店ペースが続けば、カインズのリフォーム事業はDIYチェーンとしての郊外の縄張りを超え、百貨店における一定の存在感を持つブランドになりそうだ。