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ディズニーストア初の空港ポップアップ、開催地に羽田空港を選定

ディズニーストアが初めて空港内に進出。全国2会場限定のポップアップの1カ所目として、羽田空港で半年間の出店に踏み切る。

星空を背景にぬいぐるみやトートバッグが並ぶ空港ポップアップショップと、近くで品定めするシルエットの旅行者を描いたイラスト。
イラスト:floortok.com

羽田空港のターミナルを運営する日本空港ビルデング株式会社(JAT)の発表によると、ディズニーストアが日本の空港として初めてポップアップストアを出店する。ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社が展開する「Disney store POP UP」が、第1ターミナル2階出発ロビーで10月1日から来年3月31日まで、半年にわたり営業する。年末年始と春休みという旅客のピーク期をまたぐ長期開催となる。

JATによれば、このポップアップ業態は全国でわずか2会場のみの展開で、羽田空港がその1カ所目にあたる。店舗には約500種類のアイテムを取り揃え、うち羽田会場限定デザインも登場する。「HANEDA」の文字をあしらったトートバッグ、パイロットとキャビンアテンダントの衣装をまとったキャラクターのぬいぐるみキーチェーン、特典チャーム付きの「魔法使いの弟子」に扮したキャラクターのぬいぐるみなどが並ぶ。さらに10月9日からは、会場内の自動販売機で空港限定のぬいぐるみも発売するといい、開催期間中には新たな限定アイテムも順次追加されるという。

「期間限定」と銘打ちながら半年という長さは、出発ロビーの一等地を1ブランドに明け渡す、JATにとってプレイス面でも大きな決断だ。ターミナル内で入れ替わりの早いキャラクターポップアップとは対照的に、最も混雑する2つの繁忙期をまたいで確実に集客するアンカーを確保した形になる。一方のディズニー側にとっても、購買意欲の高い旅行者という「逃げ場のない」客層を持つ空港を新業態の開催地に選んだことは、持ち運びやすいアイテム構成や、羽田でしか手に入らない限定デザインとあわせて、トラベルリテールの発想そのものといえる。

この限定性が、出発ロビーの滞留時間をディズニーらしい定価販売でどこまで売上に変えられるかが、2カ所目以降への展開を占う最初の試金石となる。