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星野リゾート トマムの「雲海テラス」、開業21年目で累計来場者200万人を突破

星野リゾートは7月29日、北海道トマムの雲海観賞スポット「雲海テラス」の累計来場者数が200万人を突破したと発表した。2005年の開業から21シーズン目での到達となり、人工的なアトラクションではなく自然現象を軸にした施設としての節目となる。

朝焼けの中、雲海の上に浮かぶ木製の展望テラスを描いた編集イラスト。手すり越しに遠くの山々を眺める2人のシルエット。
イラスト:floortok.com

星野リゾートは、北海道・トマムにある雲海観賞用の展望施設「雲海テラス」の累計来場者数が7月29日、200万人を突破したと発表した。同社によると、2005年の開業から数えて21シーズン目での到達だという。

同施設はしむかっぷ村にあるリゾート内の標高1,088メートル地点にあり、ゴンドラで登る。麓の谷を雲が埋め尽くす気象現象「雲海(うんかい)」を売り物にしており、条件の整った早朝に発生するという。2026年シーズンは5月13日から10月13日まで営業する。

星野リゾートは現地で記念セレモニーを開催し、出席者には記念タオルを配布した。8月5日までの期間限定で記念商品も展開しており、数量限定の「雲海ヨーグルト」(700円)や「雲海テラス タンブラー」(1,800円)、かつて販売していた「ポストカードチケット」の復刻版、来場者が願いごとを書き込める雲形の記念オブジェ「Cloud Wish」を用意した。

発表資料で紹介された関東在住の来場者の一人は「セレモニーが素敵だった」と述べ、Cloud Wishのメッセージカードに願いごとを書いたことを明かした。

この数字の内訳は単純な計算からもうかがえる。21シーズンで200万人という数字は、単純平均で1シーズンあたり約9万5000人となるが、星野リゾートは年ごとの内訳を公表しておらず、この間の増減は発表からは読み取れない。それでも今回の節目は、人工的なアトラクションではなく無料の自然現象を軸にした一つの展望施設が、体験型の集客をますます重視するようになった北海道のリゾートにとって看板的な存在へと育ってきたことを裏付けている。新たなレストランやスパを増やすよりも模倣されにくく、コストの低い資産だといえる。