星野リゾート、HOSHINOYAの4施設が2026年のミシュランキーを獲得
キーを獲得した4施設のうち3施設は日本国内、残る1施設も同じ星野リゾートが運営する台湾の拠点だ。京都の旗艦店だけでなく、高級旅館フォーマット全体の実力が問われる結果となった。

星野リゾートは、HOSHINOYAの4施設がそれぞれ2026年のミシュランキーを獲得したと発表した。ミシュランキーは、レストラン向けの星評価とは別に2024年に導入された宿泊施設向けの評価制度で、今回の4施設のうち3施設が日本国内にある。
同社によると、京都の「HOSHINOYA Kyoto」と台湾の温泉リゾート「HOSHINOYA Guguan」は2年連続でキーを維持した。一方、「HOSHINOYA沖縄」と沖縄・八重山諸島の「HOSHINOYA 竹富島」は今回が初めての受賞となった。
星野リゾートはHOSHINOYA竹富島について、日本初の国際ダークスカイパーク内に位置すると説明しており、星空観賞という土地ならではの魅力も評価に結びついたとみられる。
一つの旗艦施設が単発で評価されるのと、2カ国4施設がキーを保持し、その半数が2年連続というのとでは意味が異なる。星野リゾートの高級旅館フォーマットが、ブランドを築いた京都本店だけでなく、他の立地でも通用することを示す結果だ。この発表は、同社が奈良・明日香村で10棟目の「HOSHINOYA」開業を明らかにした同じ週に重なった。ミシュランやユネスコ、ダークスカイ認定といった外部評価を、一般的な旅館の何倍もの宿泊料と並ぶセールスポイントとして積み重ねる戦略が、ここにも表れている。海外からラグジュアリー滞在を計画する旅行者にとっては、一つの運営会社から国内外4つの、外部評価済みの選択肢が示されたことになる。